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次のW杯に向けて何が残るのか?~日本代表のロシアW杯を振り返る ~

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2018年ロシアW杯の日本は16強で敗れ去った。いや、敗れたというより、16強に進出したと言った方が適切なのか?

この16強は、躍進なのか、当然の結果なのか、評価が二分するところだ。

2018年ロシアW杯が閉幕した今、日本代表の総括と、次の2022年カタールW杯に向けて警笛を鳴らしたい。

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評論家の予想を裏切った16強進出

多くの評論家は、グループリーグ敗退を予想していたはずだ。

あまりにもマイナス要素などの懸念点が多かったからだ。

私もその一人で、私は決勝トーナメントに進むことは難しいと予想していたが、日本は見事に良い意味で期待を裏切った。

私は素直に、日本代表の力を読み切れなかったと反省の気持ちを抱いている。

率直に西野監督の選手掌握術や先見性を称えるべきだと思う。

そして、同時にハリル氏の下地作りも強固な物だったことは間違いなかったと、こちらも称賛されるべきだと思っている。

極めて稀な幸運による16強進出

しかし、稀な幸運が重なった結果であることも忘れてはいけない。

正直に言わせてもらえば、まず初戦のコロンビア戦が予想外にラッキー勝利であることは疑いようない。

加えると、その勝ち点3が無ければ、予選突破など到底できなかったはずだ。

ハンドによるPKは日本が前から攻めた結果だが、本当にラッキーなのは、ハンドしたコロンビアの選手が退場になったことだ。

今大会、ハンド→PKを与えた選手が退場になるケースは、この試合以外無い。

それだけ厳しい判定が下された、レアなケースで、日本にとってこの上ないラッキーが訪れたのだ。

確かに日本の組織力は確かなものだ。その点は素晴らしいし、疑いようない事実。

事実、10人になったコロンビアにチャンスらしいチャンスを作らせなかった。

日本にとっては、ラッキーによって得た、数的有利を最後まで自慢の組織力で活かした格好だ。

だが、それでもこのラッキーが無ければ勝つことは難しかっただろう。

その後のコロンビアの試合運びを見ていれば、向こうだって簡単な相手ではないことは誰だって理解できる。

もし11人だったら、引き分けもしくは、逆転されて然るべき試合だった。

結果論から言えば、勝った事実は実力以上にモノを言うことは確かだが、10回戦って1,2回程度しか訪れないだろうの勝利に浸りきるのは如何な者かと思うのだ。

次の世代は受難の時代

次世代の日本代表の為に言わせてもらうと、16強進出したかといって、次のW杯も決して明るい兆しが見えてるわけではない、ということも合せて言いたい。

目先の勝利にこだわったばかりに、代表メンバーはベテラン世代が多く占めた。

ということは次の2022年カタールW杯では、経験のある代表選手が極端に少なくなるはずだ。

柴崎、大迫、吉田など主力メンバーの大半は、4年後には30代前後になる。

・次のW杯では、主力のほとんどが30代以上
・W杯の経験が無い若手主体で臨むことになる
・協会と監督選手の間に信頼関係を築くのが難しい

そもそもハリル解任時点で、我々一般視聴者だけでなく、選手にも不可解であった疑念が晴れてない点は敢えて指摘したい。

それでいて似たような4年間を過ごすことになれば、また、何時、何で。。。となるのは必然。

良い結果は残したかもしれないが、遺恨を残した解任劇は間違いないので、禊を果たさなければならない時が来るのは間違いない。

それは何時かは分からないが、決まって重要な局面に表れることは確かだろう。

JFAに私物化された日本代表

しかし、恐らくであるが、結果に満足した田嶋会長以下、日本サッカー協会は、ハリル電撃解任についてはさも無かったように16強の功績や次の監督の話題ばかりクローズアップしている。

ということは、会長や日本サッカー協会は、ただただ16強進出にご満悦で、我々の判断は正しかったと高を括っているということだ。

だが、そんなことは決してない。

今回、コアなファン離れが顕著だったのは、観ている側にとって、疑念が一切晴れなかったこと、それに対し納得できる説明がないこと。

そして、選手側にも似たような混乱が生じていたことが決定的な事実ということは何時までもこびり付く。

だから、何時まで経っても離れたファンが戻ってくる様子は無いし、関心も薄いままなのだ。

そもそも日本代表はサッカー協会だけのものと勘違いしている考え方が、そもそも問題の根本原因だ。

そこが一番大きな問題。ファンがいてこそ支えらているという気持ちが欠けている。

まとめ

日本の16強進出は、極めて幸運なケースにより進出できたと言わざるを得ない。

そして事実、このコロンビア戦以外、日本は勝つことはできなかった。

これを実力で突破した16強とは、とても言えないだろう。

これを日本サッカー協会やメディアが大きく取り上げるようであれば、真の実力と方向性を見失ってしまう。

しかも、次の4年後では、経験ある主力は30代がほとんどで20代はほんのわずか。

走れなければ意味がないサッカーにおいて、どれだけ足枷になるかは想像に難くない。

次世代の日本代表の為にも、何が教訓として残ったのか、しっかり整理して頂きたいと思う。

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