富田林署を脱走した樋田淳也容疑者が逮捕されましたが、同時に同行していたと思われる東浩司(44)という男性も一緒に逮捕されました。
一体何故逮捕されたのか？犯罪歴はあるのか？
そして何故逃走中である樋田淳也容疑者と行動を共にしていたのでしょうか？
また、脱走犯だと知らなかったって、本当なのでしょうか？
樋田容疑者の動向を最も良く知る人物でありながら、この東容疑者に対して幾つも疑問点が浮かび上がります。
今回は東容疑者の逮捕された容疑や同行していた理由に迫っていきます。
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東浩司容疑者のプロフィール
まずは東容疑者の現時点で分かっているプロフィールです。
| 名前 | 東浩司(ひがし こうじ) |
| 生年月日 | 44歳 |
| 出身地 | 和歌山 |
| 職業 | 無職住所不定 |
この東容疑者、2017年6月に突如仕事を辞めて車で日本一周旅行へ出かけました。その後、和歌山で車を乗り捨て、盗んだ自転車で四国へ旅に出ていました。この盗んだというのが、今回の逮捕容疑です。後で詳細に説明します。
そして、自転車で四国を旅している途中に樋田容疑者に声をかけられたそうです。
家族は捜索願を出している最中
話を少し戻しますが、東容疑者の家族は、行方知らずの容疑者を心配し、家族から捜索願が出されております。
その後、和歌山で東容疑者の動かなくなった車が発見された為、御家族は最悪の事態を想定していたそうです。それでも、音信不通の彼は、ほぼ自殺や事故に巻き込まれて亡くなったのかと思われていたそうです。
こんなエピソードを聞くと、御家族が不憫でなりません。。。生きてるんだったら連絡ぐらいしろよと。。
もしかしたら報道で一番ホッとしているのは東容疑者の御家族かと思われます。何せ、最悪の事態も想定していたのに、あろうことかテレビで生存が確認できたんですからね。
ある意味、命に代えられるものはありませんから、家族のことを思えば、それはそれで良かったと思います。
東浩司容疑者が逮捕された理由
先程も少し述べましたが、東容疑者が逮捕された理由は、和歌山で放置自転車を盗んだ為です。
いわゆる"ネコババ"ってやつです。
逮捕された容疑：7月下旬～8月上旬 和歌山県橋本市内の放置自転車を盗んだ
盗んだ自転車の持ち主：大阪府高槻市25歳男性の所有物
世間には五万とネコババする奴がいますが、犯罪は犯罪です。少々罪に対して実名報道は如何かと思いますが、しかし、ある意味犯罪は許さないという警察からのメッセージとも受け取れなくはありません。
でも、まぁ恩赦に近い処分保留という形を取られたわけですが、世間は複雑でしょう。なんたって、犯罪は犯罪ですから。。
お互い盗んだチャリで自由気ままに旅していたのでしょうね。。類は友を呼ぶとは、まさにこのことか。。。
樋田淳也と東浩司が一緒に居た本当の理由
あれほど、樋田容疑者のことを”鬱陶しい””こんなんで日本一周できるのか”と疑問を抱いていたのに、一緒にいたのは何か狙いがあったと思われます。
- 東容疑者自身も気の紛れる話し相手が欲しかった
- 自分もネコババした身、逮捕されるリスクを下げたかった
東容疑者の立場を考えれば、いくら鬱陶しいと思っていても、話し相手がいるといないとでは、気持ちの持ちようが違ったのではないでしょうか？
自由気ままに旅をしていれば、時に語りたくなる相手が欲しいものです。
確かに、東容疑者も自転車をネコババしてましたが、それほど重大な罪(現に釈放)とは思えないので、単に自分に話しかけてくる人懐っこい人物を見放せなかったというのが、本当の所だと思います。
どちらかというと、樋田容疑者の方が、必死に付いてきたのではないでしょうか。彼には東容疑者についていく幾つもありますからね！
- 2人でいれば逮捕されるリスクを下げられる
- 一般常識や逃走に役立つ情報が得られる
- 空腹時の分け前を期待できるかもしれない
何かこうしてみると、東容疑者がそれ程悪い人物には見えませんね。。
樋田容疑者の逃亡を手助けしていたのか？
警察は、東容疑者が樋田容疑者の逃亡を手助けしていた可能性は低いと見ています。その理由は下記です。
- 東容疑者に関しては、単独自転車で野宿を繰り返す程なのでメディアの情報は一般人よりも入手しづらい状況
- 仮に情報を知っていた場合、懸賞金が掛かっているため、逆にわざと情報を流すことが考えられる。
互いに犯罪者だからといっても、東容疑者は密告時に自転車の存在を知られない様にすればいいだけです。余計なことは隠したり言わないだけで、彼は疑われる立場にありません。
本当に脱走犯だと知らなかったのか？
しかし、1か月近く一緒にいて、本当に樋田容疑者のことを脱走犯だと気付けなかったのでしょうか？
本当の所は、脱走犯だと知らなくても、何かワケありだと感づいてたはずです。
自分も自転車で四国一周したことありますが、とにかく旅は必要最低限の荷物で軽い方が良いんです。自転車の荷物は異様に多い、重い、無駄な物ばかり買う。。。どれも旅には致命的な事です。
写真のように、荷台に貨物がいっぱいなんて、普通に旅している人からすれば、あり得ない→こいつ何か別の理由があるってすぐに気付くんですよ。
しかも樋田容疑者に限っては、日本一周にチャレンジですからね、怪しさ満点ですよ・・・・
ただ、先ほど述べた通り、自分も横領した身であり、同じ和歌山県出身、話し相手が欲しかったなど、見放せなかったのが本音でしょう。それにお互い金欠だし、何かと助け合える立場は便利だと思ったはずです。東容疑者にもメリットはあったんですね。
東容疑者はこれからどうするの？
東容疑者は、今後どうするのでしょうか。
先ほども述べましたが、家族からは捜索願が出される程でしたので、まず家族と対面することになると思います。その上で今後の身の振り方を決めるのでしょう。
しかし、運が良いような悪いような、彼は樋田容疑者と出会うことが無ければ、これ程世間に注目されることも無かったことと思います。
こんなこともあるんやなと、一念発起して何か考えを改めるきっかけになればいいですね。
ただ、元々住所不定で自由に旅を続けていた身、彼の考えが一気に変わるとは思えませんが、願わくは、これを機に定職に就いて、家族を安心させてやって欲しいと思うばかりです。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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