GKとして安定感を見せていた林 彰洋を、鳥栖へ移籍させることになってしまった。
原因については分からないが、能力が高く清水にも十分貢献してくれた選手だったことは間違いない。
そんな林選手の移籍前後での鳥栖の失点数を比較してみた。
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林 彰洋の移籍前後での失点率
鳥栖の失点数
<林移籍前>
20試合 46失点 1試合当り2.3失点 無失点試合0
<林移籍後>
13試合※ 11失点 1試合当り0.85失点 無失点試合6
※林が出場しなかった清水戦除く
ここまで数字に表れるとは思わなかった。
正直、林移籍後の鳥栖は、水を得た魚のごとく、躍動しているように見えた。
あまりGKというポジションからか、なかなかニュースや速報では取り上げられず、どこも相手の決定力不足をクローズアップしていたが、それはどうか。
自分の目から見ると、林のセービングの安定力が、鳥栖の守備陣に落ち着きを取り戻させたように思う。
また、危険を察知した時の出だし、判断は、目を見張るものがある。
こういう判断が数値化できれば、彼の評価は非常に高くなるだろうに。
清水は、非常に惜しい選手を手放してしまった。
だが、櫛引に期待していないわけではない。
彼には彼の良さがあり、シーズン後半は、急激な成長を見せてくれた。
清水にとっては、櫛引の伸びしろに賭けた形になったが、期待にこたえられるか。
早くも鳥栖との対決が楽しみになった。