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清水エスパルス

J1残留 -そこから得られるもの- 2014年12月

更新日:

2014年シーズン、ギリギリで降格を逃れた清水。

その時の感想を述べる。

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終わった時の安堵感

終わったときは、空虚感と安堵感が一気に押し寄せてきた。

ギリギリもいい所だ。

1点失ったら、降格する。

しかも、相手のシュートも又下からなど、打たれた時は失点シーンが走馬灯のように頭をよぎった。

(あぁ。。いつものように、手で弾いてそのままゴール。。。何度このシーンを見たんだ。

弾くなら、攻めて前に弾いてくれ。

前に・・・

弾いた!(気持ちは顔面ブロック)
顔面ブロック

しかも、弾いたのが味方の所に転がって、何とか難を逃れた。

こんなシーンが2,3回あったと思うが、1回でも相手に転がっていたら、"J2王国静岡"と揶揄されることだっただろう。

この辺は、本当に運があったと思う。

我らが若いGKは、最後の最後に、男を魅せてくれた。

来シーズン、彼はこの経験を糧に、より成長してくれるのだろうか。

今シーズンを見ていると、信じたい気持ちが半分、諦めの気持ちが半分。

彼に重責を背負わせたフロントには、本当に呆れてしまう。

いずれにしろ、我々は残った。来シーズンは恐々期待するとしよう。。

大宮との残留争いに勝ったことに大きな意味がある

話を戻すが、大宮は残留に関して、非常に強い力を発揮するチーム。

毎年、残留に争いに加わりながら、落ちないというのは、それだけ力があるということ。

もっというと、その内何年かは上位争いに食い込んでもおかしくないのに、その例がないということは、

1年のベースを、自然と残留に力を注いでいるということになる。

※波を荒くすると、良い年もあるが悪い年も出てくる。中堅チームは、悪い年になれば、運が悪ければJ2落ちになるということ。

大宮は、そんな悪い年に落ちないために、わざと良い年をセーブして、悪い年に力を充てる。

これは1つのメンタルサイクル。

残留力の非常に強い大宮に競り勝ったというのは、数字以上に大きな意味があるということ。

清水もまた、J2に落ちるようなチームではない証明なのだ。

総合的に見れば、清水は大宮より戦力的に優勢だ。大宮も幾度となく降格危機をくぐり抜けてきており、残留に関しては百戦錬磨のチーム。

今年の残留争いは、戦力的に優勢なチームと、メンタルに長けたチームの争いだったが、この差は本当に僅かなものだった。

大榎監督就任からの戦い方

大榎監督就任後から、終盤までの戦いについて思ったこと。

内容については、良い意味で攻撃がシンプルになった。

シュートを打つ場面と、繋いで相手を崩す場面がよりはっきりしてきたかなという印象。

逆に失点が多いのは、致し方ない部分があると思う。

攻撃陣にタレントが揃っている中、前に比重を置くのは必定であり、結果も期待できる。

元々守備に重点を置いて、カウンター狙いの戦術はここ数年してこなかったので、選手達も変に混乱することなく良かったと思う。

結果、勝つ試合と、負ける試合がはっきりしたが、勝てる試合が出来てきたと前向きに捉えるべきだろう。

変に守備に重点を置いた戦術では、選手は混乱し、浸透することなくほとんど負けていたと推測する。

コンディションについては、少しバラツキが出てきた印象。

これは監督交代の影響が少なからず出てきたし、新監督も良い按排を見つけるのに苦労したのでは。

しかし、これは慣れの部分もあるし、何よりこの状況で残留できたのだから、来年に対しては、より安定すると期待できるだろう。

勝敗に関しては、勝ち点を取れるべき所から取れなくなった。

細かく相手を分析して、指示を徹底した前監督の戦い方と、選手にある程度の自主性を求めた現監督の戦い方の違いでもあるが、

どちらにしても中途解任、就任なので、必ず勝ち点の取りこぼしは出てくる。

前監督ならば、仙台、大宮、鳥栖からの勝ち点は固かっただろう。特に鳥栖には、後半ロスタイムに、同点に追いつかれる始末。

以前ならば、そんなリスクを犯す戦い方は絶対といっていいほど、しなかったのだから、選手はかなり気落ちしたと思う。

逆に川崎戦のような、サイドや中央をバランス良く切り裂いた試合も現監督ならではと思う。

選手の自主性を重んじたらこそ、迅速な判断から相手を翻弄することができた。

どちらの監督も一長一短がある。

やはり悔やむべきは、交代のタイミングだっただろう。

悔やむべきは監督交代のタイミング

交代に関しては、クラブが好きなタイミングで行うことができる。それが結果的に最悪なタイミングで行うはめになってしまった。

自分達が主導権を握っているのに、わざわざ敵(他のJ1勢)に塩を送る行為をしたようなものだ。

そして、その責任を会長のみに押し付けるのは、どうか。補強から経営まで、現経営陣全員に責任があるのではないか。

誰も会長に物を言えない、放置、黙認は、立派な責任だ。

何も変えないというのであれば、誰も清水のためを思っていないということだ。

何が悪くてこんな結果を呼んだのか、サポーターの目に見える形で原因と対策を出してほしい。

言いたいのは、来シーズンもこんな清水を見たくないということ。

俺たちは純粋に清水を応援しているんだ。

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