覚えておくと良い公式が2つあります。
まずは売上-経費=利益の公式ですね。
これは小学生低学年の算数で習っている馴染み深い公式です。
これはビジネスするなら絶対に抑えておくといいです。
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資産-負債=純資産の公式
ちなみに売上-経費=プラスなら黒字ですし、売上-経費=マイナスなら赤字になります。
もう1つは資産-負債=純資産の公式です。
この公式は義務教育で習わないのでご存じない方が多くいらっしゃいますが、非常に大事です。
資産とは今持っているキャッシュや株や債権、不動産、投資信託、暗号通貨、ゴールドなどです。
負債とは借金や未払いの税金などです。
基本的に日本人は円つまりキャッシュ(特に貯金)で資産の大半を持っていると言われていますので
(キャッシュ以外の株や債権、不動産、投資信託、暗号通貨、ゴールドなどあまり持っていないともいえます)
わかりやすいようにキャッシュのみで考えながら実際に数字をあげながら先の公式のあてはめていくと
仮に資産が10億円あったとして負債が7億円あれば、
資産(10億円)-負債(7億円)で純資産はプラス3億円ということになります。
あるいは資産が10億円あったとして負債が13億円あれば、
資産(10億円)−負債(13億円)で純資産はマイナス3億円ということになります。
個人・中小零細企業の場合は資産がいくらかよりも
純資産がいくらあるのかのほうが遥かに大事です。
それが体力ですし、個人レベルであればこの純資産がないといくら大金を稼いでも
その年暮らしから抜けだせません。
実際、資産が100億円あっても負債が200億円あれば純資産はマイナス100億円ですから、
今後ずっと純資産のマイナスが増え続けて、借り入れなどのキャッシュが完全に尽きたら
どこかで破産か倒産せざるをえなくなります。
資産10億円・100億円があっても「す、すごい」と盲目的に思うのではなく
負債はいくらあって純資産はいくらあるのかも想起するのが大事ですね。
個人レベルでも、資産を公開してる方はいますが
負債や純資産まで公開してなかったら
多少の違和感を抱くのは大事ですね。
(まあ、自分の具体的な年収だったり資産って本来は公開しないほうがいいです。
ネットビジネスは特殊ですが本来は公開しなほうがいいです。公開してもロクなことがないですから笑)
年収や年商のみなら資産や純資産もしっかり考えるようにしたらいいですね。
視点を増やすのは大事です。
確かに年収や年商は凄いけれど、
その額に応じた純資産を持っている方はかなり希少だったりします。
僕は年収や年商のみならず資産・純資産がどの程度あるのかでも
トータルのビジネスセンスを考えることがよくあります。
ぜひ資産の公式も覚えておくと良いですね。
ちなみに会計では、
ポイント
・売上-経費=利益を見る決算書は損益計算書、
・資産-負債=純資産を見る決算書は貸借対照表
といいますが、ある程度稼いだらこの2つの決算書は毎月把握したほうがいいです。
税理士でも会計士でもいいので毎月もしくは一定期間ごとに
上記2つの決算書は作成してもらって把握しておくといいです。
どうしても、いくら稼いでいるのかには集中しやいのですがいくら使っているのか、何にお金を使っているのか、
いくらお金が残っているのか、いくら借金があるのかなど
しっかり把握しながらビジネス戦略を練っていくといいですね。
トータルでのビジネスアプローチができます。
(いろんな方向からビジネスを見るのは大事だということです)
売上がある程度たってくるようになって事業拡大をしていくと
売上は確かにたつけれど
利益がどんどん少なくなっていくという現象が起きる起業家は実際に多いです。
不思議と気づかないまま時が過ぎて気づいたときには
大変なことになっているというケースが良くあります。
色んな視点で見るのは大事です。
(なぜこういう事態が起きるのかはまたどこかで)
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以上、本日のディープマインドでした。
参考になれば、今後も何度か読み返してぜひ自分のライフスタイルに取り入れて見て下さい。
1つ1つの小さな気づきが積み重なって大きくなりあなたの血肉となり人生が好転していきます。